僕を走らせる es!? ウィルコム W-ZERO3 [es] 登場
今月 13 日に音声端末のニュー モデル nico. (WS005IN) を発売するウィルコムが、またまた新しい端末を投入するようです。
新機種の名前は W-ZERO3 [es] (以下 [es] と表記) で、型番は WS007SH。製品名の通り W-ZERO3 のバリエーション モデルですが、新しく [es] という表記が加わっており、先月登場した WS004SH とは違う、新しいカテゴリの製品となっています。
その仕様なのですが、まず形状は従来のスライド式キーボードに加え、一般的な携帯電話と同じダイヤル キーを装備し、閉じた状態で片手での文字入力ができるようになりました。もちろん本体を開けば、今までの W-ZERO3 同様 QWERTY 配列のキーにより、両手で素早く長文入力も可能。そして [es] は従来機にない特徴として、USB ホスト機能 (USB OTG) を搭載しており、無線 LAN・Bluetooth・ワンセグ チューナー (!) などの周辺機器に対応するようです。
ソフトウェア面では、IME として ATOK と予測変換 APOT を搭載。そしてブラウザは IE に加え、Opera もプレインストールされるようになりました。さらに [es] では新しくメーラーとして W-ZERO3 メールも加わり、これと ATOK/APOT の存在で、より携帯電話に近い操作性でメールの送受信が可能になると思います。
従来の W-ZERO3 の思想を継承しつつも、よりケータイに近づいたといえる [es]。これで、機能は魅力的だけど今までの携帯電話と勝手が違いすぎて…と手出しをためらっていた方にも、敷居は低くなったのではないかと思います。さらに価格も WS003/004SH よりリーズナブルとなり、これなら他社のハイエンド ケータイと同水準と言えるでしょう。
…と、一見いいことずくめに見えるのですが、従来機より劣る部分もあるので要注意。[es] の液晶は今まで同様モバイル ASV 液晶を搭載しているのですが、本体が WS003/004SH より小型になったため、画面サイズも 3.7 型から 2.8 型に縮小しているのです。解像度は 640 x 480 の VGA で変わりませんが、画面が小さくなったため、スタイラス ペンによる入力は行いにくくなると思われます。また、USB ホスト機能によりオプションで拡張できるようになったためか、[es] は内蔵無線 LAN 機能を装備していません。ウィルコム無線 LAN オプションの利用を考えている方は、注意が必要です。
今までの W-ZERO3 より劣る部分もあり、[es] はすべてのユーザーを満足させる端末…とは言えないかもしれません。しかし、私はこの端末に魅力を感じました。メモや blog を、思いついた場で即座に記録したい…そう思って私は WS003SH を購入し、活用していますが、やはり人間というのは欲深く、最近は使用しながら不満点が出てきました。それは、両手での入力を前提としているため片手では操作しにくいことと、短いメールでも送信に手間がかかること。特に片手で操作できないのは電車内で使いにくく、以前から「QWERTY キーだけでなく、ダイヤル キーも装備したハイブリッド型の端末が出ればいいのに」と思っていました。そんな中で独自に W-ZERO3 メールまで搭載し登場した [es] は、まさに私の思い描いていた理想のスタイル。これで騒がずになどいられるわけがありません。
まだ前回の機種変更から 10 ヶ月が経過していないこともあり、具体的な予定は未定ですが、将来的には [es] に乗り換えようかな…と私は思います。ただ残念なのは現在この機種、搭載メモリが WS003SH と同じ 128MB で、WS004SH の半分なんですね…このあたりは販売戦略上の理由もあるのでしょうが、今後大容量のモデルが発売される可能性はあるのでしょうか。少々気になります。まあいずれにしても、まだオプション類も発売されていませんし、もう少し様子見かな。
- Posted at 23:15:15 in Mobile
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