ウィルコム的 WPC EXPO デー
行って来ました。
今年の WPC EXPO の目当ては一つ。先月末より AIR-EDGE PHONE の新機種や W-ZERO3 など、次々と新製品を発表しているウィルコム ブースです。私にとって今回は、このためだけに EXPO を訪れたと言っても過言ではありません。
で、そのウィルコム ブースでまず目にとまったのが JRC (日本無線) の WX310J。発売予定は来年と、現在発表されている新機種の中では一番遅いのですが、にもかかわらず操作できる状態で展示してありました…というわけで、こんなことをしてみる。
光量不足でシャッター スピードが遅いためか、まるで CMOS 方式の携帯電話のカメラで撮影したようなモアレが出てますが、このサイトを表示してみた結果です。WX310J は現在の京ぽんこと AH-K3001V やその後継の WX310/300K とは違い ACCESS の NetFront を搭載しているのですが、いわゆる CSS による Strict な (…のを目指してる) 私のサイトも、ほぼ意図したとおり表示されています。AH-K3001V の Opera 同様、handheld メディアとしてレンダリングしている様子。
WX310J は PHS としては初めて、指紋認証機能を搭載しているのですが、その読みとり部分はカーソル キーも兼ねています。このカーソル キー、私が操作すると全然動かなかったり、逆にあらぬ方向にカーソルがすっ飛んだりして操作性は非常に微妙な感じでした…が、これは私が乾燥肌なのが原因の可能性もあり、何より開発中の端末なので、評価は難しいところです。
次も、やっぱりこんなことをしてみる。
こちらは三洋の WX310SA。WX310J と同じく NetFront を搭載しているので、基本的な表示は変わりません。NetFront は DoCoMo の i-mode でも採用されていますが、同社の FOMA 900i に搭載のバージョンの CSS サポートはお粗末で、非常にがっかりした記憶があります。しかし新しい AIR-EDGE PHONE の NetFront はかなりの高性能化が図られており、他サイトの表示も期待が持てます。今回は時間の関係で検証できませんでしたが、さらに 310J/310SA の NetFront はタブ ブラウジングにも対応しているようです。
今度は WX310K、いわゆる京ぽん 2 の表示。
こちらは現在の AH-K3001V と見た目は特に変わりません。しかし液晶が一回り大きくなったので、視認性は向上しています。そして AH-K3001V で指摘されていた動作のもたつきも改善されており、さらにメニューも前モデルを踏襲しつつも細かい部分が改良され、操作性が向上しています。
最後に W-ZERO3…なのですが、これは写真撮影できませんでした。というのも、話題の端末だけに展示機には長蛇の列ができ、操作もお一人様 3 分までと制限され、撮影まで手が回らなかったからです。もう一つは、現在の W-ZERO3 に搭載の IE は CSS に対応していないらしく、少ない時間の中でサイト表示の検証は無意味だと思ったからです。この CSS 表示、製品版ではサポートするとのことなので、いずれレポートしたいと思います。
というか私の操作した端末、全く通信機能が使えなかったのですが、どうなっていたのでしょう? 前の来場者が通信をオフ (病院や航空機内などへの持ち込み時、W-ZERO3 は電源を入れたまま通信機能のみオフできる) にしたのか、ウェブ閲覧はおろか通話すら使えなかったのですが…結局、試せたのは本体の操作性のみ。従来の携帯電話とオペレーションが全く違うため慣れは必要だと思いますが、文字入力は今までとは比べられないほど素早く行えそうでした。
…他社に先駆け定額制を導入したウィルコム。その注目の新機種だけに、すでにどれもが様々なサイトでレビューされています。ところが実際のウェブの表示、特に CSS レンダリング性能について詳細にレビューしているサイトは少ないように思います。しかし、W3C 信者 (私を含む…笑) にとって、この点は非常に気になるのではないかと思います…というわけで今回は実際に自分のサイトで試してみたわけですが、私としては予想以上の好結果だと思いました。そして同時にわかったのは、現在の京ぽん同様 WX310/300 シリーズも handheld メディア用 CSS を用意すれば、それを表示するらしいこと。私にとってこれは大きな収穫でした。
ちなみに今日は金曜日。私は休みでないので、仕事が早く終わった後、その足で WPC EXPO に向かいました。会場の往復には都営バスを利用したのですが、これが本数が少ないので、行きのバスは大手町駅で電車を降りてから、構内を全力疾走して乗り換える羽目に。本来なら丸の内線の東京駅で降りるべきなのですが、定期の範囲外だし、何より悠長に乗り換えていたら間に合わないので直接大手町から東京八重洲口バス乗り場に向かいました。そして…汗だくで飛び乗ると、このバスがまた満員なんですね。さらにやっとのことで会場についても、時間が遅いのでウィルコム ブース以外ろくに見ることができませんでした。とどめに、帰りのバスは行き以上の超満員。普段通勤で乗っている電車よりひどかった…。
かくして私は冒頭の宣言通り、ウィルコム ブースを訪れるためだけに、多大な時間と労力を費やすことになったのでした。
教訓。やはり WPC EXPO をじっくり見るためには、丸 1 日を確保せねばならない。
まあ、いいんだけどね…。
- Posted at 19:45:40 in Mobile
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