ウェブリングの終了に思うこと
INTERNET Watch の記事で知ったのですが、ウェブリング、終了しちゃうんですね…私のサイトも 2 つのリングに参加しているので、残念です。
でも、このニュースを知って、これも時代の流れかな…とは思いました。
というのは、このウェブリング。これって、いわば Web 1.0 (とかカテゴライズするのもどうかとは思うけど…) の時代の、いわゆる相互リンク文化の延長線上にあるサービスではないかと思うからです。
相互リンク…それは、自分が相手のサイトにリンクを張る見返りに、相手にも自分のサイトにリンクしてもらうという、どうにも不思議な文化でした。前世紀、まだ個人がホームページを持つことが物珍しかった時代の概念ともいえ、今では考えられない話ですが、たくさんのサイトのリンク集に自分のサイトへのバナーが表示されるのが当時は名誉だったのです。かくいう私も過去には、その頃の有名サイトに相互リンクをお願いしたり、逆に他のサイトからの相互リンク依頼も気軽に受け付け、少しでもカウンタの数字を回そうと躍起になっていました…今から考えると笑ってしまいますね。けれども、そうやってリンクしてもらっても、こちらの都合でサイトの URI が変わってしまうと削除されてしまったり、逆に私がリンクを受け付けたサイトも閉鎖されていて削除したり…まあ当然ですよね、ネットを介しても人間同士なのですから、元から親しくもない関係が長続きするわけがない。
そんな不毛な時代を経て、Web 2.0 なんて言葉がもてはやされる今や、必要なサイトには勝手にリンクして、トラックバックにより他人のサイトに自分の blog へのリンクを自ら張ってしまう世の中。もはや、リンクしてもらうことに意義があったのは過去の話なのかもしれません。いや、正確に言うとリンクしてもらうだけでは無意味で、それに言及が加わることで価値が出るというか…だから、コメントやタグを付加できるソーシャル ブックマークが流行するのではないかと。
このような現在において、お互いがリンクし合い、してもらうことでアクセスされるチャンスを得ようという発想は、もはや時代にそぐわなくなってしまったように私は思います。実際に私が参加しているリングの 1 つは、相当に多くのサイトが登録された巨大なリングですが、それを経由したと思われるアクセスは現状、日に 1 件あるかないか程度です。もはやアクセス数を向上させるためのツールとしての役割は終えた感がありますし、正直なところ、そのリングのためのナビゲーションのマークアップも、今となってはサイトのレイアウトを悩ます一因でもあります。
とはいえ、サービスが終了すれば様々なサイトへの影響は大きそう。同等のシステムを今後も活用したいなら、乗り換えられる候補ははてなリングあたりでしょうか…と思いましたが、これは参加できるサイトの上限数が 200 までで、しかもフィードを配信していないと参加できないんですね…う〜ん。
とりあえず、私のサイトが参加しているリングは自然消滅を待つしかないようなので、サービス終了後にページ上からリングに関連した記述を消し、CSS からもスタイル定義を削除する形でしょうか。存在の意義が薄れたとはいえ、なくなると言われると、やはり寂しいですね…。
- Posted at 17:45:37 in Internet
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