January 23, 2007

La Fonera が届いた

昨年末に申し込んだ La Fonera が、先日やっと届きました。

La Fonera と納品書

これは何かと言いますと、無線 LAN ルーター…なのですが、通常の市販品と比較すると、SSID を 2 つ持っているという特徴があります。理由は、FON のサービス利用のため。

その FON とは何なのか。これは簡単に言うと、この La Fonera で各自の無線 LAN アクセス ポイントを外部に公開し、外出先でもお互いの La Fonera にアクセスすることにより無線 LAN を利用可能にしよう、というプロジェクト。つまり自分の無線 AP を他者にも開放する見返りに、自らも他人の設置した AP を使わせてもらう…この仕組みを世界中に広め、いつでもどこでも使える公衆無線 LAN を構築しようというのが、FON の計画です。スペインで始まった、このプロジェクト。誰でも思いつきそうでありながら実現は難しそうな計画を、本当に実行に移してしまったのはなかなかの行動力だと思います。

しかし、自宅のアクセス ポイントを宅内 LAN 環境も含めそのまま外部に公開するのは危険を伴います。そこで利用するのが、今回の La Fonera。前記の通り、この無線 LAN ルーターは SSID を 2 つ持っており、片方は従来のルーターと同様セキュリティで保護されており、自分で利用します。そしてもう片方が公開用となっており、こちら側からは設置したユーザーの LAN にはアクセスできない設定となっています。外部ユーザーは、この公開用 SSID に接続してブラウザを起動し、自動で表示されるページに FON のユーザー ID とパスワードを入力するとインターネットへの接続が可能となります。つまり La Fonera は設置ユーザーのセキュリティは確保しつつ外部ユーザーのインターネット利用を可能にし、その外部からのアクセスには ID 入力を必須とすることで、いわゆる踏み台利用を抑止しているわけです。

では、サービスの利用を開始するために La Fonera を FON に登録してみます。まずは FON のユーザー ID を取得する必要があるのですが、La Fonera 入手の際すでに私はすませているので、このステップはパス。次に La Fonera の WAN 側ポートを利用中のブロードバンド回線とつなぎ、電源を入れます。そして PC から前述の公開用 SSID の FON_AP に接続し、ブラウザを起動します。すると FON のページが表示されるので、ユーザー ID とパスワードを入力し、画面に従いルーターの登録を行います。登録が完了し他のユーザーも接続が可能になれば、あとは La Fonera を常時通電しておくだけで、自らも他のユーザーが設置した La Fonera からインターネットに接続できます。登録後に自分のネットワークへ接続する場合は、SSID をプライベート用の MyPlace に変更するのを忘れずに!

この FON、今後の展開はユーザーの増加にかかっている感じですね…どんどん La Fonera の設置が広がって、世界中どこでもインターネット接続が使えるようになったらすばらしいと思います。まだまだ始まったばかりのプロジェクトだけど、ルーターの設置により微力ながら私も協力するので、がんばれ FON!

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