August 26, 2005

a sparrow

帰宅途中、道ばたで雀の死骸を見つけた。

そういえば、昨日も同じ場所で動物のような何かを見た気がする…のだけど、迫りくる台風から逃れようと急いで帰ったので、足を止めて見るようなことはしなかった。

そして今日、台風一過で帰ってきた真夏の太陽。その下で、雀はミイラのようにひからびていた。

地にたたき落とされた雀は、うつろな瞳で何を見ていたのだろう。半開きの口は、何を言いたかったのだろう。もしかしたら、ささいなことで争い、傷つけ、殺し合う人間を、空からあざ笑っていたのかもしれない。そんなことを、柄にもなく考えたりした。

雀は明日も、ここに横たわっているだろうか。片目で空を見上げたままで。

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