言及のないトラックバックにまつわるエトセトラ
RSS リーダーを使わず、律儀にも毎回ブラウザで更新をチェックされている方は気づいたかもしれませんが、最近このウェブログは連日のようにトラックバック スパムを受け取るようになってしまいました。
なぜ今頃になってスパムが送られてくるのか、はっきりとした理由は不明なのですが、思い当たる点は一つ…それは、以前システムの不都合で見送っていた Weblogs.com などへの更新 ping を再開したこと。どうも様子を見ていると、エントリを更新した直後にトラックバックが送信されていて、しかも受信しているのは最近の新しいエントリに集中しているのです。なので ping 送信がスパムのトリガとなっている可能性は高い気がします。
とはいえスパム自体は別に珍しいわけではなく、今までも日常的に受信していて、その 99.9 パーセントは事前の対策で撃墜できていました。問題なのは最近になって、今まで 0.1 パーセントだった撃墜できないタイプのスパムが急増したことです。
ちなみに従来この blog で行ってきたスパム対策は、ひらがなを含まなければ拒否という代物。これはトラックバック スパムのほとんどが英文という実情では非常に有効でした。でした…と過去形なのは、そう。前述の対策は、単に ASCII のみなら拒否するのでなく、ひらがなの存在をチェックしているのがポイントで、これにより日本語以外のマルチ バイトを含むスパムも排除できます。しかし逆に言うなら、日本語の文章でさえあれば内容は問いません。そして…前述のように更新 ping の再開と同時期に、来るようになったわけですよ、日本語のスパムが。
これには参りましたね…見つけるたびに毎回 FTP で削除して、ブラウザから rwbc のキャッシュをリビルドしなければならない。全く面倒で仕方ないです。
そんなわけで昨日から私の blog では、トラックバック元のページにトラックバック先の URI が含まれていなければ受け付けない、つまり言及リンクのないトラバは拒否するようにしました。すでに livedoor Blog などが同じ仕組みを導入しており、決して目新しいアプローチではないのですが、無差別に送られてくるスパムの性質を考えれば効果的な手段だと思います。内部の処理としては至って単純で、Perl モジュール LWP::Simple を使ってトラックバック元のページを取得し、正規表現でトラックバック先の URI が含まれているかチェックする機能を writeback (改造版) に追加しただけなんですけどね。なので実はリンクでなくとも、q 要素や blockquote 要素の cite 属性など、とにかくトラバ先の URI さえ含まれていれば何でもよかったりします。
しかし、この方法はスパムか否かにかかわらず、言及リンクのないトラックバックの是非を問うことになりますね…果たして、私のエントリにリンクしていなければ一律に拒否するのは妥当なのか。
これに関して個人的な見解を言わせてもらうと、私は仮に共通のテーマを扱っていても、自分のエントリに全く言及されないトラックバックは好意的に受け止められません。今までは黙認してきましたが、少なくともうれしいと感じたことはないです。なぜならそれらはスパムでなくとも、一方的に自らのサイトへトラフィックを誘導したいように思えるからです。端的に言うと、愛が感じられない。
そういう主観的な理由でトラックバックを拒むことに、また批判はあるかと思います。けれども、ここは私のウェブログです。そして以前にも書きましたが、私は自分の blog を一人でも多くの人にではなく、興味のある人だけに見てもらえればいいと思っています。同様にトラックバックも、私の定めた URI を含めて言及するという規定に納得できる方からしか受けたくない。それくらいの選択の自由は許されるはずです。繰り返しますが、ここは私のウェブログなのですから。ましてや言及のないトラックバックで不愉快な思いをしているのだから、それを拒むのは当然の権利だと私は考えます。
それにしても、こういう問題の対策って面倒くさい。メールの場合も同じですけど、スパムへの対処なんて非生産的な作業、本当に時間の無駄だと思う。まあ、それでも手動で削除する手間と自衛を考えれば仕方がありませんけど。やれやれです。
- Posted at 19:57:55 in blosxom
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